政府の有期労働に関する審議会は変だ

12月11日、厚労省の「有期労働契約研究会」が、第9回目の審議を終えた。2009年2月から開催されている。

有期労働に関しては、この問題を扱っている労働法関係の弁護士、提訴中の労働者から実際の話を聞くことが欠かせないはずだ。しかし審議委員は全員大学教員。大学教員でも龍谷大学の脇田滋教授は、この問題の第一人者だがメンバーに入っていない。有期の働き手には、女性や、未組織の労働者が多い。そういう人たちの相談を受け、ともに解決に日夜とりくんでいる「女性ユニオン」などからの代表も、はいっていない。変だ。

■脇田滋教授の「有期労働」関係論文。ドイツの有期労働の法制度や現状も詳しい。
http://fightback.fem.jp/WAKITA_Shigeru_ikensyo.pdf

■脇田滋教授の論文に関する感想や意見
http://fightback.fem.jp/wakita_kanso_mokuji.html

なお12月11日の第9回研究会における当日配布資料はこちら
http://files.acw2.org/091212.pdf

これまでの審議内容はHPで概要がわかる。http://www.mhlw.go.jp/shingi/other.html#roudou
行き着くには、厚生労働省→ 審議会、研究会(審議会議事録など) →「労働基準局」→ たくさんのテーマがズラリ羅列されている。その下から4番目が「有期労働契約研究会」。忙しい労働者には「読まないでいい」とでも言っているように、非常に検索しにくい。これも大問題。

第9回はまだアップされていないが、いずれここに掲載されるだろう。厚生労働省の「有期労働」のための研究会の成果は、当事者のためのはず。学者ためのものではないのだから、まずは読みやすくしてほしいものだ。
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by bekokuma321 | 2009-12-14 19:25 | その他