ノルウェー、世界の女性の人権に6000万クローネ

c0166264_815752.jpg 24日のノルウェー政府発表によると、ノルウェーは、世界の女性の人権確立に向けて、6000万クローネを拠出する。日本円にして9億5000万円。

3分の2は、国連のFGM根絶対策に、3分の1は、新しい国連男女平等基金に出資される。UNIFEMによると、世界中で、女性であるがゆえの暴力を受けている女性は、全女性の3分の1にのぼる。

エーリク・ソールハイム国際開発担当大臣は、次のように述べている。

「国連は、女性であるがゆえのあらゆる形態の暴力根絶に向けて、幅広い活動を掘り起こす牽引役です。我々の寄付金は、この重要な国連の仕事への支援に使われることになります。とりわけ、紛争の武器に性暴力が使われないようにする闘いに対して、です」

1億人から1億4000万人もの女性や少女が、多くはアフリカの地で、FGM被害にあっている。一方、たとえばセネガルの地方で続けられた国連の社会変革運動によって、3300の村にFGMの慣行廃止をもたらした。

「FGMは、少女のセクシュアリティと生殖力を支配抑圧する蛮行です。FGMのような深層奥深く定着した権力構造をゆるがすには、FGMが実際に行われている土地において、時間をかけてとりくむことが必要なのです。この拠出によって、ノルウェーは、女性であるがゆえの暴力の根絶に向けて、草の根レベルや他の社会変革組織が、国内外で行動できることを求めています」

「ノルウェーのこの寄付の背景には、ノルウェー自身の経験があります。ノルウェーの女性たちの権利を向上させるために、不可欠だったのは、女性運動でした。女性のシェルター運動や、妊娠中絶合法化運動などの過去の実例が、このことを教えています」

(Press releaseは英文。翻訳・要約は筆者)

さて、日本政府だが、国連が決めた規約に従って4億ドルを支払っている。 これは「分担金」と呼ばれ、ノルウェーも他のどの国も支払っている。上記とは別物であり、女性に使われる保障はまったくない。

http://www.regjeringen.no/en/dep/ud/press/News/2009/genderequality_fund.html?id=587005
http://www.unifem.org/partnerships/fund_for_gender_equality/
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by bekokuma321 | 2009-11-25 08:15 | ノルウェー