福島大臣へ「男女平等政策推進の要請」

内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全・少子化対策・男女共同参画)
福島みずほ様                          2009年10月7日

        
           男女平等政策推進の要請

全国フェミニスト議員連盟       
代表 野村羊子(東京都三鷹市議会議員)  陣内やすこ(東京都八王子市議会議員)
事務局 東京都文京区千駄木1-16-3 木村民子方

このたびは、当連盟の顧問である福島みずほ議員が、男女共同参画担当大臣になられましたことを、心からお祝い申し上げるとともに、今後より一層の男女平等施策の推進にご尽力頂きますよう、以下、要望させて頂きます。

国連女性差別撤廃委員会は、先の最終見解において、日本政府に対して、意思決定過程における女性の登用、女性の労働条件、女性の貧困、女性に対する暴力、教育や民法改正など、多くの取り組むべき課題を厳しく指摘しています。

わが国では性別役割分担の考え方が根強く、議会の8割以上が男性議員で占められていることが、社会にさまざまなひずみを生み出してきました。福祉や子育て支援、人権や環境、教育、財政、都市計画などの政策決定に女性の関与が少なすぎることが、少子化がとまらない原因の一つであると、私たちは考えます。

2009年7月31日現在、列国議会同盟の世界女性国会議員比率ランキングによると、日本は187カ国中135位です。当連盟の調査によると、地方議会の女性議員比率は、2008年12月末時点で、10.49%です。しかも日本の地方自治体の4分の1が、いまだに女性議員ゼロという事態です。都道府県の女性議員は、5.03%から22.63%まで大変地域差があり、私たちの目標である40%はおろか、「2020年までに30%にする」という国際約束に、遥かに及ばない状況です 。
  
そこで、私たちは下記のことを要望いたします。

                   記

1,男女共同参画基本法に基づき、男女平等政策を推進させる。

2,女性議員を増やすための暫定的特別措置を実行させる。

3,国連女性差別撤廃委員会の勧告の実現をめざし、2年後のフォローアップには実際に進展したと報告できるよう、予定表を組んで推進させる。

4,女性差別撤廃条約選択議定書の、1日も早い批准をめざす先頭に立つ。

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注:10月7日、全国フェミニスト議員連盟は、代表と世話人が、福島大臣に直接会って、上記要請を行い、今後の男女平等政策の進め方について懇談をしました。福島大臣は、国民の広い層の理解を得ながら、民法改正や選択議定書の批准をめざして行きたいと、元気いっぱいでした。写真は、神妙な面持ちで女性たちの要望に耳を傾ける福島大臣。読み上げるのは全国フェミニスト議員連盟・野村羊子代表(大臣執務室にて筆者撮影)

参考:
女性当選者過去最多でも議員率は世界の下位
女性差別撤廃委員会、日本政府にお灸
日本はどんなに早くても世界98番目
全国フェミニスト議員連盟
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by bekokuma321 | 2009-10-08 10:04 | その他