インド、国会・州議会の3割、市町村議会の半数を女性に

ガーディアン紙によると、6月3日から始まった国会において、インド大統領プラティバ・パティル(Pratibha Patil)大統領は、国会と州議会の3分の1を女性に、すべての市町村議会の半数を女性にするクオータ制を盛り込んだ大胆な新法を提案した。賛成多数で可決する見込みだ。

プラティバ・パティル大統領は、2007年7月の大統領選挙で当選したインド初の女性大統領。連立与党が推す前ラジャスタン州知事。任期は2012年まで。

インドは、全村の村議会の3分の1を女性議席にする法律がある。今回の法律で、女性議席割り当てが半数となる。さらに「女性エンパワー省(A National Mission on Empowerment of Women)」が新設され、女性中心の政策を進める要として動く。

3日、インド初の女性の下院議長に選出されたばかりのメイラ・クマールMeira Kumar率いる下院で新法を提案した大統領は、圧倒的に男性議員が制する議場から何度も拍手を受けたと報道されている。クマール議長は、アンタッチャブルと呼ばれた最下層出身の国会議員。

またインドタイムズによると、初の女性大統領は、大胆なクオータ制に対して次のように語っている。
「女性たちは、貧困、カースト、性によって二重三重に苦しんでいます。国会や州議会へのクオータ制の女性割合を高めることによって、公的分野への女性促進を可能にできるのです」

日本は、今、経済発展著しいインドとの通商に熱い目を注いでいる。インドの女性政策にも目を注いでほしいものだ。

http://www.guardian.co.uk/world/2009/jun/04/india-women-parliament-coalition-government
http://timesofindia.indiatimes.com/UPA-reaffirms-commitment-to-womens-empowerment/articleshow/4618219.cms
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/8082422.stm
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by bekokuma321 | 2009-06-06 09:36 | アジア・アフリカ