DV防止法8年、対応遅れる日本

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総務省の調査によって、日本のDV防止行政の貧しさが浮き彫りになった。
詳しくは、インターネット新聞記事 ◆ DV防止法8年、まだまだ遅れてる日本の政策 を。

さて、上の写真は、左が日本政府、右がノルウェーのものだ。左は、DV防止の広報用に内閣府が作成したパンフレットだ。内閣府男女共同参画局URLからダウンロードできる手軽さは、評価できる。しかし、広報ならパンフレットよりポスターや新聞折込みだろう。それに虹のかなたを後ろ向きになって見ている女性というデザインは、いただけない。しかも文字が英語ときている。いったい誰を対象に作ったのだろうか。

左は、ノルウェーの1万人ちょっとの市で見つけたポスター。殴られて青あざをつくっている女性の顔は、目をそむけたくなるほどのインパクトがある。「だけど、彼、子どもには、いい父親なんです」(ノルウェー語から筆者訳)というキャプションもいい。

この広報が、日本の行政のDV政策に対する消極性を象徴しているのではないか。このたびの調査によれば、民間のDV相談機関の8割が、「日本の行政の対策は不充分」と指摘している。国も地方自治体も、この声に耳を傾けてほしい。そして、女性議員は、議会で、行政が耳を傾けざるをえないような質問をしてほしい。
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by bekokuma321 | 2009-06-03 17:21 | ノルウェー