ロイヤル・チェルシー病院に女性第1号

ロンドンにあるロイヤル・チェルシー病院Royal Hospital Chelseaに、今年初めて女性が入居というニュース。病院といっても広大な敷地に多種多様な文化レクレーション機能を持つゴージャスな老人ホームらしい。

17世紀末から傷病兵が入っていたというから3世紀以上も、男だけの館だったのだ。現在の居住者300人の元兵士と起居をともにする女性1号とは、ドロシー・ヒュー(Dorothy Hughes)さん。85歳。第2次世界大戦で住んでいた村が爆撃され、18歳だったドロシーさんは徴兵された。父の反対を押し切って砲兵隊に志願して前線で戦った。戦後、軍曹となり宇宙開発の研究職についた後、結婚で退職。後、教員となった。

18年前に夫が死亡、友人たちも次々に亡くなり、社交的付き合いのない年金生活を観念していたという。ロイヤル・チェルシー病院に入居を認められたドロシーさんは、まずは見学に行った。そこで男性たちに大歓迎されまくった。男性たちは自分をよく思わないのではと心配したが、まったく杞憂だったことがわかったので、長年慣れ親しんだ家を手放して転居を決めたという。

「まるでシンデレラのよう」とはイギリス・メディアに載った彼女の言葉。

65歳以上、軍事年金受給者、身寄りがない――この3条件をクリアすれば、誰でも入居できるという。今後、どっと女性が増えそうだ。

http://www.telegraph.co.uk/news/4944427/Now-I-feel-just-like-Cinderella-at-the-ball.html
http://news.bbc.co.uk/1/hi/england/london/7938801.stm
http://www.chelsea-pensioners.co.uk/home
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by bekokuma321 | 2009-03-16 15:19 | ヨーロッパ