国際女性デー、オバマ「女性・少女評議会」新設

3月11日、国際女性デーにちなんで、オバマ大統領は「女性・少女評議会」新設にサインをした。

英語ではWhite House Council on Women and Girls(「女性・少女に関するホワイトハウス評議会」:アメリカ大使館仮訳)。 アメリカ連邦政府の女性政策を推進していく司令塔である。新設にあたって、オバマ大統領は次のようにスピーチした(英語からのFEM-NEWS要約)

「国際女性の月の今日、誇りを持って、女性・少女評議会をホワイト・ハウスに創設する」

「女性・少女評議会は、アメリカの女性・少女が、すべての公的施策において平等に扱われるようにするために新設された。男女平等賃金問題をはじめ、家族休暇、育児などは、単に女性だけの政治課題ではない。これは全家族の問題であり、経済の問題である。この分野の進展は、我々がすべての人びとに民主主義の成果をもたらそうとしているか否かを図る重要な指針なのである」

「女性の得る収入は男性のわずか78%である。女性の4人に1人は、人生において何らかのタイプのDVを受けている。女性は天の半分を支えているにも関わらず、連邦議会にはわずか17%しか女性はいない。女性は全労働力の49%になっているのに、フォーチュン500社の中で女性がトップとなっている会社は3%にすぎない」

バレリー・ジャレットと ティーナ・チェンが評議会の総責任者に任命され、二人の指揮の下、女性・少女のための施策を推進していく。具体的には、連邦政府の全機関を網羅し、女性・少女が必要としている問題や関心事を政策課題にする。まずは、全機関に現状分析を要請し、各政策が女性たちに焦点が当てられているかについて確証をとる。特に、女性・少女への現存プログラムを促進し、支援し、とりまとめていく。全内閣のリソースセンターとしても機能させ、女性・少女に関する連邦政府の全政策に、総合的アプローチができるようにする。

初年度の最大課題は、女性の賃金向上。

全米大学女性協会、全米家族協会、全米女性連盟など、女性の権利獲得団体は大歓迎の声明を発表した。

http://www.whitehouse.gov/the_press_office/President-Obama-Announces-White-House-Council-on-Women-and-Girls/
http://www.aauw.org/advocacy/issue_advocacy/upload/fedpolicyagenda.pdf
http://www.plannedparenthood.org/newsroom/politics-policy-issues/planned-parenthood-federation-america-applauds-president-obamas-creation-white-house-council-wo-23998.htm
http://www.now.org/press/03-09/03-11.html(バレリー・ジャレットと ティーナ・チェン写真入り)

●オバマ大統領候補の選挙公約における女性政策(日本語)
http://janjan.voicejapan.org/world/0811/0811070987/1.php

●オバマ女性政策関連 FEM-NEWS記事
http://frihet.exblog.jp/10796715/
http://frihet.exblog.jp/10699111/
[PR]
by bekokuma321 | 2009-03-14 03:30 | USA