ノルウェーと日本:男女平等への態度

ノルウェー王国大使館は、1月24日の国際シンポジウムのPRを、大使館ホームページに掲載していた。いずれ、消えるかもしれないが27日現在クリックするとまだ見られる。

ここ!http://www.norway.or.jp/news_events/2009/gendersymposium.htm

ノルウェーが、駐日王国大使館公式ホームページに、全国フェミ二スト議員連盟というNGOの催し案内を載せ、同連盟HPにリンクまでしている。これは、男女平等を国の方針の優先課題としているのだから、当然といえば当然かもしれない。しかし、日本の実態を見ると、ノルウェーの寛容さが妙にうれしい。

現に、文京区の公式ページにも、会場に選んだ文京区の男女平等センターのホームページにも、このPR文は載ってない。文京区にいたっては、昨年10月頃から当シンポジウム実行員が、後援依頼の交渉を続けてきたが、OKの回答はもらえなかった。男女平等センターにもっともふさわしい催しの一つだと思われるが、文京区男女平等センターからの後援ももらえなかった。また、文京区女性団体連絡会という文京区の女性たちを束ねている団体も後援してもらえなかった(内規で他団体の後援をしないとなっているのかもしれないが、理由は不明)。

しかも会場では、関連資料の販売さえ禁止ということだった。販売要員をセンターに依頼したのでもなく、資料を持ち込んだ人が責任を持って販売し、主催者が責任をとるというのに、その行為自体がいけないのだという。男女平等に関する資料は、マスコミで取り上げられないため、本屋でも置いてないことが多い。だからこそ、こういう場に参加し、休憩時間や帰りがけに求める人が多い。「おせんにキャラメル」というような物品販売とは違って、その日のテーマに関わることを深く知るための関連資料すら、販売が禁止とは――いったいなぜなのか。いったいどういう規則に基づいているのか。

社会のすみずみに男女平等の精神をふきこむのが、男女平等センター・女性センターの役目だ。NGOの活動をホームページに載せるとか、NGO主催の会場では資料販売を許可するとかは、予算もかけずにできる小さな一歩だろう。その小さな一歩を踏み出してほしい、と思う。

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     (1月24日、東京都文京区男女平等センター。撮影:高橋三栄子)
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by bekokuma321 | 2009-01-27 17:27 | アジア・アフリカ