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オバマによる世界緘口令廃絶 その2

オバマ大統領が、家族計画や避妊・中絶センターへの資金援助を再開したことは、http://frihet.exblog.jp/10699111/ で紹介した。

今回は、家族計画や避妊・中絶センターへの資金援助の再開、すなわち「世界緘口令」が廃絶されたことにはどのような意義があるかをまとめる。Barbara Crossetteによる精力的取材記事を下にしたもの。

1)開発途上国において家族計画の啓発指導が再開され、女性に出産するかしないかの選択権へのアクセスが容易になる。それが貧困の減少につながる

2)世界中で、毎分1000万人の女性が出産時に死亡している。その数を激減させる

3)避妊クリニックの閉鎖、クリニック職員の解雇などによって、開発途上国の何百万人の女性たちへの家族計画事業が中止に追い込まれてきた。その現状を改善する

出典http://www.thenation.com/doc/20090209/crossette?rel=hp_picks

レーガン大統領が手をつけ、ブッシュ大統領によってなされてきた悪名高き「世界緘口令」。妊娠中絶について話し合うことすら禁止されたことから、フェミ二ストが名づけた言葉。撤廃に向けて、女性たちは8年間、闘ってきた。それを、23日、オバマ大統領が大統領指令によって廃絶を宣言した。オバマ大統領の親女性政策の最初の快挙である。

オバマ大統領の女性政策全般については、インターネット新聞記事
http://janjan.voicejapan.org/world/0811/0811070987/1.php
by bekokuma321 | 2009-01-27 11:28 | USA