ミッシェル・オバマ

ミッシェル・オバマは弁護士で2人の子どもの母親。そして、バラック・オバマ大統領候補の人生のパートナーだ。配偶者を見るとその人物がわかると言われるが、バラック・オバマは、妻のミッシェルによって、魅力や人気がさらに倍層していると思う。

彼女は語っている。
「バラックは、強い女性に囲まれて育ってきました。まず、私です。そして、祖母です。彼の祖母は、大黒柱として一家を支えた女性です。さらに彼の母親はシングル・マザーとして彼を育て上げたのです」

ミッシェルは、この後、だから、彼は働く女性に何が必要かがわかっている、彼は、働く女性の賃金格差の撤廃、適切な保育環境や健康保険の充実を、政治の優先課題としているのだ、と続けた。ラリー・キングのTVトークショーでのことである。非常に説得力があった。

選挙中、彼女は、家庭での夫の姿を隠さず話した。それによって、カリスマ扱いのバラックに、ごく普通の夫の側面があるのだ、というほほえましいイメージが加わった。しかし、彼女の正直さが、「大統領になる人の妻は、夫をもっともちあげなくては」というような、よくありがちな批判を受けた。また、選挙中の演説の一部を取り上げられ、保守層から「国を愛してなかったという人は、ホワイトハウスにふさわしくない」などと、つまらぬ攻撃を繰り返し受けた。さらに、マッケィン候補が副大統領候補に選んだポーリーン知事からも、テロリストの友人がいるなどと攻撃された。黒人や女性の受けている不当な待遇をまともに演説に出すことから、敵陣から「不平不満夫人」などというレッテルもはられた。

この社会は、男性よりも、女性はなんと攻撃されやすいのだろう、とあらためて思った。とはいえ、オバマに惜敗した主要政党で女性初の大統領候補ヒラリー・クリントン上院議員への揶揄はもっとひどく、もっともっと回数が多かったように記憶している。

ラリー・キングの番組では、ミッシェル・オバマは、こうした攻撃を熾烈な選挙戦ゆえのヒートアップだ、と冷静に対応した。とても賢明だった。

バラックは、2歳で両親が離婚し、その後、主に母親の手で育てられたという。「シングルマザーがハッピーだと思える国がもっともいい国だ」と北欧の女性政治家が言っていたが、彼には、アメリカをそういう国に変える可能性があると思う。それに、ミッシェル・オバマのような女性がファースト・レディだ。オバマ大統領が誕生したらアメリカの女性への政策がいい方向に変わると思う。同時に筋を曲げずに堂々と主張する女性への偏見がなくなっていくことは間違いない。

http://edition.cnn.com/2008/POLITICS/06/12/michelle.obama/
http://www.nytimes.com/2008/06/18/us/politics/18michelle.html?_r=1&pagewanted=all
http://video.aol.com/video-detail/larry-king-michelle-obama-23/571923821/?icid=VIDURVNWS05
http://www.now.org/issues/media/hall_of_shame/index.html
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by bekokuma321 | 2008-11-04 03:09 | USA